安全潜水標準実施要項
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- ダイビングするときは、心身共に健康を維持してください。アルコール類や危険性のある薬物を服用してダイビングしてはいけません。継続教育を通してダイビング・スキルを維持するようにし、久しぶりにダイビングをするときにはコントロールされた環境で復習をするようにして、知識やスキルを忘れないようにしてください。
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あなたが潜るダイビング・ポイントをよく知ること。初めて潜る場合やダイビング・ポイントの情報が不足している場合は、知識豊かな現地スタッフなどから正式なオリエンテーションを受けてください。あなたが経験したことのある環境よりもコンディションが悪い場合には、ダイビングを延期するか、あるいは良いコンディションのダイビング・ポイントを代替地として選ぶようにします。あなたの受けたトレーニングや経験にあったダイビング活動にのみ参加するようにしてください。
専門のトレーニングを受けていない場合は、ケーブあるいはテクニカル・ダイビング活動に参加してはいけません。
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- よく手入れされていて、使い慣れている器材を使用してください。器材は各ダイビング前に正しく調整し、きちんと作動するかチェックをしてください。認定を受けていないダイバーに自分の器材を使用させてはいけません。スクーバ・ダイビングを行うときは必ずBCDと残圧計を使用してください。バックアップ空気源(オクトパスなど)や中圧インフレーター(パワー・インフレーター)を使用するほうが望ましいということを認識してください。
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- ブリーフィングや注意事項、その他ダイビングに関する説明や指示をよく聞いて、あなたのダイビング活動を監督する人のアドバイスに敬意をはらってください。また、特別なダイビング活動への参加、不慣れな地域でのダイビング、6ヶ月以上ダイビングをしていない場合などは追加のトレーニングが必要であることを認識してください。
(ブランクの期間、状況に応じてリフレッシュコースに切り替えていただく場合があります。)
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ダイビング中は、最初から最後までバディ・システムを守ってください。水中での連絡方法や万一離れ離れになったときに再集合するための方法、緊急手順などのダイブ・プランをバディと一緒に計画してください。
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- RDP/ダイブコンピューターの使用方法をきちんと理解してください。全てのダイビングを減圧不要限界内で行い、安全のために余裕を持ったダイビングを計画し、実行します。水中で深度や時間を測るために必要な計器を携行してください。最大深度はあなたが受けたトレーニングや経験のレベルをよく考えて決定するようにし、1分間に18メートルより遅い速度で浮上してください。S.A.F.E.ダイバーになること― Slowly Ascend From Every dive(すべてのダイビングでゆっくりと浮上)。3分間あるいは用心してさらに長く、深度5メートルで安全停止をしてください。
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正しい浮力を維持してください。ダイビング前にBCDに空気を入れない状態で水面で中性浮力になるようにウエイトを調整するようにします。水面移動をするときや水面で休息するときにはプラス浮力を確保してください。ウエイト・ベルトはいつでもすぐに外せるように装着し、ダイビング中にトラブルが起こった場合は、まずプラス浮力を確保することを忘れないようにしてください。
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- ダイビング中は正しい呼吸を維持してください。圧縮空気を吸っているときには絶対に息ごらえやスキップ呼吸をしてはいけません。また、スキン・ダイビングなどの息ごらえダイビングでは、過剰なハイパーベンチレーションを避けてください。水面、水中を問わず、水中にいるときは動きすぎて疲れてしまわないようにし、あなたの能力の限界内でダイビングしてください。
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- 可能な限り、ボートやフロート(浮具)、その他の水面用ステーションを設置して使用してください。
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各ダイビング・ポイントでの漁業規則や、ダイブ・フラッグの使用など、ダイビングに関する法律や規則やルールを守ってください。
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上記の内容に関してご質問は、ダイブテリーズまでお問い合わせください。
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